市場価値を前提としない”感謝経済”を軸に地域移住をサポートする集落「虫村(バグソン)」。
本プロジェクトでは虫村の住民たちと学生が協働してつくる二つの小屋に、施工サポートとして参画した。
雑木を焼き肥料を作るための灰屋では、基礎として打ち込んだ単管パイプに裏山で伐採したヒノキ材を架け、原始的な土団子積みによって壁を構築した。
薪小屋では太鼓落とし加工をした間伐材と角材をハイブリットしてユニットを構成した。仕上げには鉄媒染を施している。
個性豊かな得意分野を持つ学生や住民たちが協力して完成させるため、設計段階から参画し、施工性についてのサポートを行った。
このようにプロとアマチュアの垣根を超えた枠組みを形成することによって、つくることの新しい価値を拓いていく可能性を探る実践となった。
[灰屋]
Architect_TSUBAME ARCHITECTS, Yamada Midori Lab. / Waseda Univ.
Construction Support_TANK
Material Supply_Mori-to-odoru(森と踊る)
[薪小屋]
Architect_TSUBAME ARCHITECTS, Sando Takuto Lab. / Hosei Univ.
Construction Support_TANK
Structural Adovisory_Hideaki Hamada / Hosei Univ.
Material Supply_Mori-to-odoru(森と踊る)
Location_Fujino, Kanagawa
Photography_Shun Fukuda, TANK(施工風景)
2025.10
『新建築』 2026年1月号掲載